自立走行車、衝突事故回避が難しい可能性

ほぼ全ての自動車衝突事故において、ドライバーのミスが要因の一つとなっており、それゆえ、オートメーションは自動車運転の安全を大きく変える可能性があると期待されている。しかし、高速道路安全保険研究所(Insurance Institute for Highway Safety)が発表した報告書によれば、自立走行車のシステムが人間の運転とかなり似たような運転をした場合、防げる衝突事故は約3分の1に過ぎないという。自立走行車の方が人間のドライバーよりも正確な知覚を持ち、不能(アルコールや薬物の影響、居眠り運転など)に陥る脆弱性がない一方で、残りの3分の2の事故を防ぐためには、スピードや利便性よりも安全性を優先する形でプログラミングされる必要があると結論づけている。

Insurance Institute for Highway Safety “Self-driving vehicles could struggle to eliminate most crashes” (6/4/20)