ブルームバーグNEF社(BloombergNEF)が10月20日に発表した最新予測によれば、2025年には世界で92ギガワット(GW)/247ギガワット時(GWh)以上のエネルギー貯蔵が追加される見通しで、これは前年比22.7%増となる。世界的な貿易を巡る不確実性や、米国と中国で政策上の逆風が見られる中、この予測は同社の前回予測を僅かに下回る程度である。ブルームバーグNEF社は更に、揚水式水力発電を除き、世界のエネルギー貯蔵の導入は、2026年に123GW/360GWhに達すると予測しており、これは2025年に比べて33%の増加となる。今年初めに議会共和党や大統領府が連邦エネルギー税控除と貿易政策の大幅な見直しを検討したことから、米国のクリーンエネルギー部門は大きな不確実性に直面した。しかし、トランプ大統領が「解放の日(Liberation day)」と称した当初の関税策の多くが撤回・軽減されたこと等を受け、ブルームバーグNEF社は、「米国と中国を中心に、エネルギー貯蔵の世界的な成長は今後も続く」と予測している。
Utility Dive “US energy storage market looks resilient amid global growth: BNEF” (10/21/25)
https://www.utilitydive.com/news/us-energy-storage-market-looks-resilient-amid-global-growth-bnef/803368/