ディフェンスニュース(Defense News)は12月17日、宇宙軍(Space Force)が中小企業イノベーション研究(Small Business Innovation Research: SBIR)の公募を通じ、発射直後に急上昇する「ブースト段階」で弾道ミサイルを、大気圏内で迎撃するための先進技術を公募していると報じた。この宇宙配備型迎撃ミサイル構想は、トランプ政権のミサイル防衛計画「ゴールデン・ドーム(Golden Dome)」の重要項目で、既存装備よりも小型かつ安価で、多数の衛星による常時監視網に対応できる能力が必須であるという。具体的には、発射後180秒以内に高度120キロメートル以下で目標を破壊するための高推力推進システム(High-G propulsion systems)や、大気圏再突入時の空力加熱に耐えうる生存性技術に加え、そのような極限的状況下でミサイルを探索する先端センサー(シーカー、seekers)も含まれる。専門家は、検知から迎撃までの時間が限られるため技術的課題は大きいものの、打ち上げコストの削減と技術の小型化によって実現の可能性はあると指摘している。
DefenseNews “Space Force wants advanced tech for space-based interceptors” (12/17/25)
https://www.defensenews.com/space/2025/12/16/space-force-wants-advanced-tech-for-space-based-interceptors/