国防総省(Department of Defense: DOD)と厚生省(Department of Health and Human Services: HHS)は5月12日、アピジェクト・システムズ・アメリカ社(ApiJect Systems America)の「プロジェクト・ジャンプスタート(Project Jumpstart)」と「RAPID USA」に合計1億3,800万ドルの契約を発注したと発表した。両イニシアチブは2020年10月から開始され、医療用注射器の国内生産能力を劇的に拡大することが可能となる。本契約は、今年後半から、米国を拠点とする薬剤充填済み注射器の迅速なサプライ・チェーンを創出する「ジャンプスタート」を支援する。成形同時充填(Blow-Fill-Seal: BFS)の無菌プラスチック製造技術を用いて行われ、これは新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の安全かつ実証されたワクチンが有用になった場合に適した技術とされている。また、本契約により、アピジェクト・システムズ・アメリカ社は、米国を拠点とする新規かつ恒久的なBFS施設で薬剤充填済み注射器を製造する「RAPID USA」の始動を加速させることができる。RAPID USAは、2021年に5億本以上の同注射器を生産することを最終的な目標として掲げている。
Department of Defense “DOD Awards $138 Million Contract, Enabling Prefilled Syringes for Future COVID-19 Vaccine” (5/12/20)