国立癌研究所は、グラント授与前のプロセスを強化し、リスクがより高い申請者を評価すべきとの報告

厚生省(Department of Health and Human Services: HHS)の監査官室(Office of Inspector General: OIG)は、法律に基づき、国立衛生研究所(National Institutes of Health: NIH)がグラント申請書の評価と受益者選出プロセスの高潔性を確実にするための取り組みを評価している。今般、国立癌研究所(National Cancer Institute: NCI)がグラントを授与する前のリスク評価について、適切な方針及び手順を有しているかどうかについて監査が行われた。それによれば、NCIは概ね、アワード授与前に申請者のリスクを特定する適切な方針及び手順を有しているものの、現行の申請の前にNCIのグラントを3年間受益しなかった申請者の財務能力を評価するためのプロセスが適切に文書化されていない。加えて、NCIは、HHSグラント方針管理マニュアル(HHS Grants Policy Administration Manual: GPAM)で義務付けられている一部の申請者の財務能力審査の実施及び文書化について、文書化された方針及び手順を有していない。こうしたことからOIGは、NIHがNCIに、①一部の文書化された手順の更新及び強化、②NCIスペシャリストに、申請者の財務能力評価を適切に文書化するための研修を提供すること、を勧告している。

Department of Health and Human Services “The National Cancer Institute Needs To Strengthen Procedures in Its Pre-Award Process To Assess Risk for Higher Risk Applicants” (6/1/20)