トランプ政権、120億ドル規模の重要鉱物戦略備蓄計画を発表

アクシオス(Axios)は2月3日、トランプ政権が中国への依存軽減を目的とした120億ドル規模の重要鉱物戦略備蓄計画を発表したと報じた。「ボールト計画(Project Vault)」と呼ばれるこの官民連携備蓄事業は、全米各地に重要原材料を貯蔵し、市場混乱時でも製造業者が安定的にアクセスできる仕組みを構築するもので、これに伴い、輸出入銀行(Export-Import Bank)が最大100億ドルの融資を提供する。これは同銀行にとって過去最大の融資額で、民間も16億7,000万ドルを拠出する。計画にはボーイング社(Boeing)、GEベルノバ社(GE Vernova)、電池メーカーのクラリオス社(Clarios)などが参加の意向を示していることに加え、ゼネラルモーターズ社(GM)、ステランティス社(Stellantis)、グーグル社(Google)も関心を示しているという。これに先立ち、備蓄認可に向けた超党派の立法計画が1月に提出されるなどの動きも活発化しており、国務省(Department of State)も4日、多国間協調に向けた重要鉱物サミットを開催する予定である。

Axios “What to watch in new Trump $12 billion critical-minerals plan” (02/03/26)
https://www.axios.com/2026/02/03/trump-minerals-plan-project-vault