ニューヨーク・タイムズ紙(The New York Times)は10月26日、カリフォルニア州立大学(California State University)が国内最大の「人工知能(AI)活用型」大学を目指し、アマゾン社(Amazon)やオープンAI社(OpenAI)などの巨大IT企業と提携したと報じた。46万人を擁する同大学システムは、1,690万ドルでオープンAI社のチャットGPTエデュ(ChatGPT Edu)を導入し、人間のような文章や画像を生成できる生成型AIツールを傘下の22キャンパスで利用できるようにする。また、アマゾン・ウェブ・サービス社(Amazon Web Services)もAIアプリ開発などの実践的スキルを学ぶ5日間のAIキャンプを学生向けに開催した。これに対し、IT企業が未検証のチャットボットを教育ツールとして宣伝するためのマーケティング手段で、大学が批判的思考力の育成という本来の役割を放棄し、シリコンバレーに独立性を委ねているとの批判がある一方で、大学側は、急速に変化する技術革命に学生を適応させる責任があると反論している。
The New York Times “Big Tech Makes Cal State Its A.I. Training Ground” (10/26/25)
https://www.nytimes.com/2025/10/26/technology/cal-state-ai-amazon-openai.html