エネルギー省、ハンフォード核施設を核燃料製造拠点に転換

エネルギー省(Department of Energy)傘下の環境管理局(Office of Environmental Management: EM)は2月3日、ゼネラル・マター社(General Matter)と提携し、ワシントン州ハンフォードの燃料・材料検査施設(Fuels and Materials Examination Facility: FMEF)を活用し、国内の核燃料供給体制を再構築すると発表した。もともと液体高速増殖炉計画(Liquid Fast Breeder Reactor Program)のために建設されたFMEFは約1万7,600平方メートルの施設で、原子力関連用途では一度も使用されず1993年以降は休眠状態にあった。同施設再利用に向け、ゼネラル社は同省とリース契約を締結し、施設の再稼働に向けた評価作業を実施して、先進的な核燃料サイクル技術開発に活用していく。同社はまた、ケンタッキー州の旧パデューカ・ガス拡散法工場(Paducah Gaseous Diffusion Plant)でもウラン濃縮施設の開発を進めており、国内の濃縮能力強化に取り組んでいる。同局は「同施設の再活用により、次世代原子力技術を加速させ、エネルギーコストを削減する」と説明している。

Department of Energy “New Mission for Hanford Facility to Unleash American Nuclear Renaissance” (02/03/26)
https://www.energy.gov/em/articles/new-mission-hanford-facility-unleash-american-nuclear-renaissance