「量子技術の商業化にはフォトニクス工学が必要」との報告

工学ソサエティ(The Optical Society: OSA)の業界団体部門であるOSA産業開発アソシエイト(OSA Industry Development Associates: OIDA)は、「OIDA量子フォトニクス・ロードマップ:すべての光子が重要(OIDA Quantum Photonics Roadmap: Every Photon Counts)」と題する報告書を発表した。ロードマップは、量子技術の応用及びタイミングについて明確にし、商業化に必要とされる工学及びフォトニクス・コンポーネントの改良点を指摘している。ロードマップは、主要な応用分野として、①量子検出及び計測、②量子通信、③量子コンピューティングを網羅している。量子センサーや量子リピーターなどの製品の商業化は、新興市場の重要なマイルストーンとなるが、製品工学における更なる投資が重要となる。例えば、複数の検出カテゴリーにおいて、SWAP-C(サイズ、重量、電力、コストの略)が低い機器によって進展は可能になり、これらのシステムをフォトニクス・チップに統合することは重要な経路となる。

The Optical Society “New OIDA Report says Photonics Engineering is Needed to Commercialize Quantum Technology” (6/1/20)