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イリノイ州の町、クリーンコールプロジェクトから手を引く
エネルギー省は先週、イリノイ州マットンにクリーンコール発電所を建設するという長期的計画(フューチャージェン計画)を放棄し、同州メレドシアにあるアメレン社(Ameren Corp)の発電施設を改良して同地域で発生する二酸化炭素を貯蔵先であるマットンへと輸送するパイプラインの建設に10億ドルの資金援助を行うと発表した(いわゆるフューチャージェン2.0計画)。しかしマットンの用地を購入したコールズ郡の開発団体およびフューチャージェン同盟(FutureGen Alliance)は、新計画への用地提供を拒否することを決定し、「我々は、本来のフューチャージェン計画に誇りを持っていたが、フューチャージェン2.0計画は用地を最適かつ最善に使用するものではない」とコメントしている。 The Wall Street Journal “Illinois Town Backs Out of ‘Clean Coal’ Project” (08/11/10)
アメレン社の炭素回収設備、米政府から10億ドルを受益
オバマ政権は、イリノイ州にある石炭火力発電所、アメレン社(Ameren Corp.)の炭素回収技術に対し、景気刺激資金の中から10億ドルを投じると発表した。これは石炭燃料をよりクリーンなものにするための米政府の努力としては最大の取組みとなる。今回資金提供を受ける「FutureGen2.0」プロジェクトは、ブッシュ前政権がイリノイ州マットーンに建設予定としていたクリーン・コール発電所に代わるもので、炭素燃焼から発生する二酸化炭素をパイプラインのネットワークを通じて同地域にある貯蔵施設に運搬するものである。同施設は近隣地域に所在する火力発電所の炭素貯蔵施設として機能する可能性もある。 Bloomberg Businessweek “Ameren Carbon-Capture Plant Gets $1 Billion From U.S.” (08/06/10)