サイエンスベース・ターゲット・イニシアチブ(Science Based Targets Initiative: SBTi)は12月4日、「電力部門正味ゼロ標準(Power Sector Net-Zero Standard)」草案に関するパイロット事業の開始を発表し、電力業界及び関連小売業界の企業を対象に同事業への参加受付を開始した。標準草案は、電力部門の企業が、遅くとも2050年までの正味ゼロ達成へ向けて短期的及び長期的な科学ベースの目標を設定できるよう、実用的で信頼性の高い枠組みを提供する。電力部門正味ゼロ標準は、SBTiの従来の「電力機関向けクイックスタートガイド(Quick Start Guide for Electric Utilities)」に代わるもので、より広範な活動及び排出源をカバーするべく拡大された。パイロット事業による試験は、SBTiの最終的な標準が企業にとって実用的であると同時に、世界的な正味ゼロ目標へ向かって科学的に頑強かつ信頼性の高い形で気候行動を加速させる標準となることを確実にするためのステップである。
Science Based Targets “SBTi launches pilot to shape the power sector’s Net-Zero Standard” (12/4/25)
https://sciencebasedtargets.org/news/sbti-launches-pilot-to-shape-the-power-sectors-net-zero-standard