「エネルギー省の融資保証プログラムは監督の強化が必要」との報告

エネルギー省による代替エネルギープロジェクトへの融資保証プログラムに関して、2月10日に発表された監査報告書によれば、今後のリスクを縮小するため、同プログラムはより厳しい金融監督と受益者に対するより厳しい成果基準の設定が必要であるという。この報告書は昨年、エネルギー省から融資保証を受けたソリンドラ社(Solyndora)がその後破綻し、オバマ大統領が10月に同プログラムを見直すよう命令したことを受けて実施されたもので、元金融会社幹部で財務省高官を務めたハーバート・アリソン氏(Herbert M. Allison Jr.)が作成した。報告書では、これまでにエネルギー省の2つのプログラムの下で実施された30社に対する合計243億ドルの融資保証のうち、最高30億ドルが回収できない可能性があるという。議会はこれらのプログラムを設置するにあたり、損失の可能性として100億ドルを用意していた。大統領府報道官はこの報告書を受けて、「損失予測は議会の予想を下回っており、全体としては十分な成果を示す融資ポートフォリオであることを正当化するものである」と述べている。
New York Times “Energy Loan Oversight Is Needed, Audit Finds” (2/10/12)