オバマ大統領が創設した「米国原子力の未来に関するブルーリボン委員会(Blue Ribbon Commission on America’s Nuclear Future)は1月26日、2年に及ぶ審議を経て報告書を発表し、「米国は、国内の核燃料廃棄物の恒久処理施設を少なくとも1つ確立するために、早急に戦略を立てるべきである」と要請した。現在、約65万トンの使用済み核燃料が全国75カ所の原子炉に貯蔵されている。従来、核廃棄物処理施設の候補としてネバダ州ユッカマウンテンが挙げられ、長年議論が続いていたが、オバマ大統領はこの建設計画を断念することを決定している。ブルーリボン委員会は、この大統領の決定については言及していない。報告書は、核廃棄物管理の責を負う独立機関の新設も勧告している。
The Hill “Federal commission urges permanent nuclear waste storage strategy” (1/26/12)