米国政府高官とノバルティス社(Novartis)が12月13日発表したところによると、同社は米国で初となる哺乳類細胞を使ってインフルエンザ・ワクチンを製造する工場をノースカロライナ州に開設したという。哺乳類細胞ベースのワクチン製造は、鶏卵の中で培養する従来手法の代替となるもので、鶏卵ベースは安価で信頼性が高いものの、製造に長期間を要することやアレルギーの問題が指摘されていた。哺乳類細胞ベースのワクチンは信頼性が高く、製造時間が短くなると考えられている。米国市場に流通するためには、ノバルティス社はまず食品医薬品局(Food and Drug Administration:FDA)の承認を獲得しなくてはならない。
Nature.Com “US cell-based flu vaccine plant open for business” (12/14/11)