エネルギー省(Department of Energy)は11月21日、「分散型風力発電の未来を評価:ビハインド・ザ・メーター・プロジェクトの機会(Assessing the Future of Distributed Wind: Opportunities for Behind-the-Meter Projects)」と題する報告書を発表した。米国内における2050年までの分散型風力発電(農場や産業施設、地方の住宅などオンサイトで需要に対応する風力発電。蓄電池は電気メーターの背後に設置される)の成長の可能性を評価した初の報告書である。ユーティリティ規模の風力発電能力は過去10年間で6倍以上増加し、現在の能力は75ギガワット以上となっている一方、分散型風力発電の成長は緩やかで、現在の供給量はわずか1ギガワットに過ぎない。報告書は、「ビハインド・ザ・メーターの分散型風力発電システムには4,950万件の住宅・商業・産業拠点に対応することが技術的に可能である」とし、1メガワット以下の分散型風力発電タービンには最大3テラワットの発電能力の可能性があるとしている。これは、米国の年間消費電力量よりも多い。
Department of Energy “New Report Shows Potential Growth of Distributed Wind Energy for On-Site Power” (11/21/16)