サイエンス誌(Science)に7月11日に掲載された3つの論文によれば、天然ガスの抽出や地熱エネルギー生産、地下に液体を注入するその他の活動は、米国内で数多くの地震を引き起こしているという。これらの地震の多くは小規模であるが、中にはマグニチュード5.0を超えたものもある。一つ目の論文の作成者である米国地質調査所(U.S. Geological Survey: USGS)のウィリアム・エルスワース氏(William Ellsworth)によれば、マグニチュード3.0以上の地震の発生件数は、1967-2000年の年間平均21件から、2011年には188件と約10倍になっているという。二つ目の論文の作成者、コロンビア大学(Columbia University)のニコラス・バン・デア・エルスト氏(Nicholas van der Elst)によれば、米国内で過去10年間に発生したマグニチュード4.5以上の地震の少なくとも半数は注入井戸の近くで発生しているという。
Nature News “Energy production causes big US earthquakes” (7/11/13)