米国科学財団(National Science Foundation: NSF)が最近ウェブサイトに掲載した最終歳出計画によれば、NSFの今年度(9月30日締め)予算は2012年度より1億4,900万ドル少ない68億8,400万ドルとなっている。しかしその削減率(2.1%減)は、2011年予算管理法(2011 Budget Control Act)によって政府全体(非軍事系)に課せられた5%削減の半分以下である。NSFの2つの部門では2013年に予算が増加している他、7月10日に行われる下院商務・司法・科学・関連機関歳出小委員会(Commerce, Justice, Science, and Related Agencies appropriations subcommittee)では、NSFの2014年度予算について前年比1億1,100万ドル増の予算(69億9,500万ドル)が提案される予定である。これは、NSFが要請した予算よりも6億3,100万ドル少ないが、緊縮財政で多くの政府機関が削減を強いられている現在、前年比1.6%増の予算はフランク・ウォルフ委員長(Frank Wolf、バージニア州選出共和党)がNSFの活動を好感していることを示す。NSFにとって更に朗報なのは、上院が提示する政府全体予算は下院よりも多いことでり、これによりNSFの上院版歳出法での予算額が下院よりも増額される可能性が高くなっている。
Science Insider “NSF Is on a Budget Roll” (7/9/13)