シリコンバレーやデトロイト、更にはドイツの企業が無人自動車の開発に取り組む中、運輸省(Department of Transportation)の米国道路交通安全局(National Highway Traffic and Safety Administration: NHTSA)は5月30日、無人自動車に関して初めての正式政策声明を公表した。声明は、州に対する拘束力のない勧告として、「ドライバーを必要としない無人自動車の走行は認められるべきではないが、試験対象は除く」としている。ただし、「車線維持や前方車の位置に応じて速度を変えるなどの半自動機能は、人命を救う可能性がある」としている。無人自動車については、技術イノベーションと規制の間で緊張が高まりつつある。声明は自動走行及び半自動走行の恩恵について詳述しており、この点についてアナリストは、「政府は、この分野で進展する技術に追いつく以外に選択肢がないことを認めた」と指摘している。
New York Times “Self-Driving Cars for Testing Are Supported by U.S.” (5/30/13)