150名以上の科学者と75名の科学機関は5月16日、「悪名高い『学術誌インパクト・ファクター(Journal Impact Factor: JIF)』をはじめとする幾つかの成果測定基準は、科学者の成果や研究論文の質を即効かつ雑に評価する形で乱用されている」と批判する「研究評価に関するサンフランシスコ宣言(San Francisco Declaration on Research Assessment: DORA)」に署名し、これを公表した。科学者らはしばしば、研究助成機関は、研究者個人が実際に行った成果ではなく、それが出版された学術誌の影響によって成果を判断していると批判していた。JIFは、過去2年間にわたって学術誌に掲載された論文の引用件数を測定するもので、図書館はこれに基づいて購読学術誌を決定している。JIFを重視する傾向によって、科学者達のインセンティブは変わり、良質な科学を行う者よりも、影響力の高い出版を行った者が恩恵を受ける形となっていることに対して批判が高まっていた。
Nature News Blog “Scientists join journal editors to fight impact-factor abuse” (5/16/13)