「革新的な製品やサービスへの投資は企業の長期的成功の一助となる」というのは金科玉条のようになっているが、アクセンチュア社(Accenture)が発表した報告書「『ローリスク』イノベーションはなぜ高くつくのか(Why ‘Low risk’ Innovation is Costly)」によれば、「イノベーションへの戦略的投資は成果を生み出している」と回答した企業経営者(CEO)は20%以下で、こうした不振を受けてリスクを取ろうとする企業の意欲が低下しつつあるという。アクセンチュア社がフランス、英国、米国で12の業界部門、519社を対象に行った調査結果によれば、回答者の半数(51%)が「最近、イノベーションへの資金を増加させた」と回答し、ほぼ全て(93%)が「自社の事業戦略の長期的な成功はイノベーション能力にかかっている」と述べている。しかし、「イノベーションへの投資が成果を上げつつある」と回答したCEOは僅か18%で、更に46%の回答者が「新しいブレイクスルーのアイデアを検討する際、よりリスク回避型になりつつある」と回答している。
Bloomberg Businessweek “CEOs Say Investing in Innovation Is Not Paying Off” (5/16/13)