パシフィック・ノースウェスト国立研究所(Pacific Northwest National Laboratory: PNNL)と、太平洋北西部で海運事業推進に取り組む組織、マリタイム・ブルー(Maritime Blue)は今般、ワシントン州及びオレゴン州における造船業の課題と機会について報告書を発表した。それによれば、太平洋北西部における造船業は、船舶の老朽化が進み、旧式の船舶は修復と現代化の問題に直面している他、労働力不足や運営コストの上昇等、全米の造船業を停滞させている多くの課題も抱えているという。これを受けて、報告書は、設計や建造プロセスの標準化、有技能労働者向けの訓練強化など一連の策を勧告している。また、多くの造船業者が先端製造技術に関心があるものの、意思決定者は新たな技術への挑戦を躊躇していることなどから、「造船業者と、先端製造技術の開発に取り組む国立研究所の間の更なる連携・関与も重要である」としている。
PNNL “PNNL, Maritime Blue Outline Pathway to Reinvigorate Shipbuilding in the Pacific Northwest” (05/14/26)
https://www.pnnl.gov/publications/pnnl-maritime-blue-outline-pathway-reinvigorate-shipbuilding-pacific-northwest