米電力信頼度協議会(NERC)、グリッドの信頼性に対する新たなリスクとしてエネルギー政策を指摘
北米電力信頼度協議会(North American Electric Reliability Corporation:NERC)は8月21日、「2023年 電力信頼組織の信頼性リスク優先事項報告(Electric Reliability Organization (ERO) Reliability Risk Priorities Report)」を発表した。報告書は、グリッドの信頼性にとって大幅に増加し、相互依存しているリスクのトップとして、エネルギー政策を挙げている。その他の4つは、グリッドの変革、異常気象への対応力、セキュリティ・リスク、重要インフラの相互依存性性で、これらの4つのリスクは、2021年版の報告書にも含まれていたが、エネルギー政策は今回初めて追加された。立法府が脱炭素化や分散化、電気化に焦点を当てている中、エネルギー政策は早急な変化を促進すると予測されており、「全ての政策策定者と規制担当官の間、そして大型電力システムの所有者と運用者の間で、調整と協力を強化する必要があることは明白である」と報告書は結論づけている。 Utility DIVE “NERC assessment identifies new risk to grid reliability: energy policy” (8/23/23)