NIST等、合成生物学の安全ツールを開発へ
商務省(Department of Commerce)傘下の米国標準技術局(National Institute of Standards and Technology:NIST)は、非営利組織の工学生物学研究コンソーシアム(Engineering Biology Research Consortium: EBRC)と2年間の共同研究協定を交わした。核酸合成に関連する人工知能(AI)の潜在的な誤用から防護することを目的として、スクリーニング及び安全ツールの開発に取り組む。核酸合成は、成長中の合成生物学分野で、有望であると同時に深刻なリスクも含んでいる。バイデン大統領は先に発表した大統領令(Executive Order)で、NISTを含む複数の機関に、AIの進歩を踏まえ、核酸合成に関する標準やベスト・プラクティス、実践ガイドを開発するよう指示した。NISTによる今回の共同作業は、そのタスクを実施するものである。NISTとEBRCのパートナーシップは、核酸合成における安全性とセキュリティを確実にするために必要なインフラを特定及び説明することを狙いとしている。共同契約の一環として、業界や大学、政府機関、その他の関連する機関から見解を募集する。 National Institute of Standards and Technology “NIST, Nonprofit Research Consortium to Develop Safety Tools for Synthetic Biology to Defend Against Potential Misuse of AI” (2/16/24)