一般市民の科学への信頼は引き続き高いが、関与は低い

米国科学審議会(National Science Board: NSB)が2月14日に発表した「科学技術:一般市民の認識と意識と情報源(Science and Technology: Public Perceptions, Awareness, and Information Sources)」と題する報告書によれば、多くの米国民が、科学は社会に恩恵をもたらすと引き続き考えているが、専門的な科学者との科学的活動への関与は極めて少なく、人々が科学的プロセスに精通しているかどうかは、科学機関に対する彼らの考え方に呼応している。報告書に記載されている情報は、①科学技術に対する一般市民の認識、②科学的研究プロセスに関する一般市民の精通性、③科学的情報源及び活動との一般市民の関与、の3つに分けられる。米国成人の間で、科学者への信頼は、教育水準や所得によって異なり、大学院の学位を取得している米国成人の42%が科学への大幅な信頼を表明している一方、高校卒業以下の成人のその割合は21%となっている。また、米国民が科学について知識を得る源は、専門的な科学的情報源よりも、一般的なニュース源が多い傾向にある。

National Science Foundation “Public Trust in Science Remains High, but Engagement is Low” (2/14/24)