オークリッジ国立研究所(Oak Ridge National Laboratory: ORNL)は1月29日、京都フュージョニアリング社(Kyoto Fusioneering: KF)と戦略的パートナーシップを締結したと発表した。これに伴い、両社は核融合発電に不可欠な増殖ブランケットにおけるトリチウム増殖技術実証用の世界最先端試験施設「UNITY-3」建設に向けて取り組む。KF社の「UNITY-3」は京都で稼働する「UNITY-1」及びカナダ・チョークリバーで建設中の「UNITY-2」のシステム統合技術を基盤に燃料サイクルとブランケット技術を高めたもので、これを基にORNLはスーパーコンピューティング、先進製造、材料科学、核融合研究の強みを生かし、設計・検証・製作していく。実機に近い核融合中性子環境下でブランケット概念を試験できるインフラを共同開発することで、核融合パイロットプラント(Fusion Pilot Plant: FPP)のリスク低減や商用化を目指すという。また、UNITY-3整備に加え、KF社と公民連携の技術商業化計画の共同策定や人材交流を検討していく方針も明らかにした。
ORNL “ORNL and Kyoto Fusioneering partner to build critical fusion infrastructure” (01/29/26)
https://www.ornl.gov/news/ornl-and-kyoto-fusioneering-partner-build-critical-fusion-infrastructure