DARPA、自律飛行システムを陸軍へ移管 H-60Mxブラックホークに搭載

国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Projects Agency: DARPA)は3月20日、開発した自律飛行システムを陸軍へ移管したと発表した。これに伴い、陸軍はシコルスキー社(Sikorsky)のMATRIX自律化システムを搭載した汎用ヘリコプター「H-60Mxブラックホーク」の高度運用試験を行う。同局は、パイロットの負担を軽減して複雑な作戦環境での安全性と柔軟性を高めることを目的とする航空機乗員作業自動化システム(Aircrew Labor In-Cockpit Automation System: ALIAS)プログラムを推進し、基礎飛行から完全無人任務までを検証している。2022年には世界初の無人ブラックホーク飛行を達成しているが、今回の新たな成果に伴い、陸軍戦闘能力開発コマンド(Army Combat Capabilities Development Command: DEVCOM)が同機を「飛行ラボ」として運用し、高度任務特化型センサーの統合や減員・完全自立運用に向けた新たな戦術を探求していくという。

DARPA “DARPA-developed autonomous helicopter technology transitions to U.S. Army” (03/20/26)
https://www.darpa.mil/news/2026/uh-60mx-black-hawk-army