DARPA、海岸の洪水、浸食、暴風雨被害の軽減を目的としたプログラムを開始

海面の上昇や波に誘発される洪水は、国防総省(Department of Defense: DOD)が世界の海岸地域で管理する1,700以上の軍事基地の持続可能性に脅威をもたらす。これまでにも暴風雨対策のソリューションを導入する努力が行われているが、高潮や洪水による被害は軍事インフラに影響を及ぼし続けている。DODの人員とインフラを保護するため、国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)は「リーフェンス(Reefense)」プログラムを開始した。同プログラムは、波と暴風雨の被害を軽減し、現行の海岸保護措置の生態学的影響を軽減することを目的として、生物学的及び工学的に礁を模倣した新規のハイブリッド型構造を開発することを狙いとしている。リーフェンス・プログラムの一部として、波を減衰させる人工的な基盤構造によってサンゴまたは牡蠣の生息地と成長が推進され、それによって基盤構造は自律的になり、時間の経過とともに、海面上昇がもたらすインフラ関連の影響に対処できることが期待されている。

Defense Advanced Research Project Agency “DARPA Launches Program to Mitigate Coastal Flooding, Erosion and Storm Damage” (12/17/20)