COVID-19ワクチンの初となるフェーズIII試験が開始される

7月27日午前、ジョージア州サバンナで、ボランティア被験者一名が、モデルナ社(Moderna)が開発した実験的ワクチン「mRNA-1273」のフェーズIII試験として、接種を受け、米国内で初となる新型コロナウィルス感染症(COVID-19)ワクチンの最終臨床試験が開始された。同日午後には、ファイザー社(Pfizer)とバイオンテック社(BioNTech)が、合同で開発中のCOVID-19ワクチン「BNT162b2」について、最終段階の臨床試験を開始したと発表した。早ければ10月または11月にも、これらのワクチンの広範な安全性と有効性に関するデータが揃う。mRNA1273は、国立衛生研究所(National Institutes of Health: NIH)とモデルナ社のパートナーシップを通じて開発された。約3万人がフェーズIII試験に登録すると見込まれ、半数が2本の薬剤(効果的にするためのブースターが必要)を投与され、半数は2本のプラセボ接種を受ける。

C & EN “First US Phase III trial of a COVID-19 vaccine begins” (7/27/20)