トムソン・ロイター社(Thomson Reuters)の「知的財産及び科学(Intellectual Property & Science)」ビジネス部門が発表した報告書「ブリックの積み重ね:ブラジル、ロシア、インド、中国、韓国が世界の研究に及ぼす影響に関する考察(Building Bricks: Exploring the Global Research Impact of Brazil, Russia, India, China and South Korea)」によれば、鍵となるイノベーション指標で中国と韓国はBRICK(ブラジル、ロシア、インド、中国、韓国)のその他の国々を大きくしのいでいるという。同報告書は、過去10年間における世界的な研究出版物や研究開発費、特許申請件数を追跡したもので、BRICK諸国の経済的イノベーション水準を計るものである。報告書のキーファインディングとして、①中国と韓国における研究開発投資が急増している、②中国と韓国の特許申請が世界的な特許申請急増の要因となっている、③韓国は材料及びコンピュータ科学、ブラジルは農業や植物、動物科学、ロシアは物理学、インドは製薬イノベーションに強いという国別の傾向も見られる、といった点を挙げている。
Thomson Reuters “Thomson Reuters Report Finds that Investment in Scientific Research, Innovation and Education Close Gap between “BRICK” and G7 Nations” (2/19/13)