センサーといえば通常、電波を受信し、それに反応する物理的機器が思い浮かぶが、地球の表面上で起きているかく乱(disturbance)を継続的かつグローバルに検知できる機器または電子センサーのアグリゲーションは存在しない。しかし、自然の大気に関する理解が深まり、活用することができれば、かかるセンサー能力を利用できる可能性が期待されている。こうした中、国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)は最近、「センサーとしての大気(Atmosphere as a Sensor: AtmoSense)」プログラムを発表した。同プログラムの目標は、地上からイオン圏へのエネルギー伝播の根本を理解し、大気をセンサーとして利用できるかどうかを判断することである。プログラムは、概念開発(27か月間)と、基本的なフィールド試験の証明(12か月間)の2段階で行われる。
Defense Advanced Research Project Agency “The Atmosphere as Global Sensor” (2/13/20)