「パリ気候協定は目標達成には不十分」との報告

国連気候変動枠組条約第22回締約国会議(COP22)がモロッコで開催され、約1年前にパリで合意に達した国際協定の詳細について議論が行われる中、国際エネルギー機関(International Energy Agency: IEA)は、「約200か国が合意に達したパリ協定は、公約された気温の目標を達成するには弱すぎる」と警告する報告書を発表した。IEAは、年次報告書「世界エネルギー見通し(World Energy Outlook)」の中で、「温室効果ガスの排出を削減するというパリ協定の目標を達成することは可能であり、それによって気候変動を鈍化させるであろう」としながらも、「その取り組みの結果は、『世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて摂氏2度未満に抑える』という期待を実現することは非常に難しいであろう」としている。
New York Times “Paris Climate Deal Is Too Weak to Meet Goals, Report Finds” (11/16/16)