政府説明責任局(Government Accountability Office: GAO)は、「技術評価 原子炉:新商業コンセプトの開発と導入における現状と課題(Technology Assessment: Nuclear Reactors: Status and Challenges in Development and Deployment of New Commercial Concepts)」と題する報告書を発表した。米国では現在、4件の軽水炉小型モジュラー原子炉(small modular reactor: SMR)の開発が進められている。その設計者の一つであるヌースケール社(NuScale)はエネルギー省(Department of Energy)による助成を受けており、2016年後半までに原子力規制委員会(Nuclear Regulatory Commission: NRC)に設計認証の申請を行い、最初の原子力発電所を早ければ2023年にも稼働させる計画である。その他のSMR設計者はまだこうした時間的な目安を確立していない。エネルギー省はまた、先端原子炉のコンセプトに関する研究開発活動も支援しているが、エネルギー省とNRCは先端原子炉に関する申請は少なくともあと5年間は提出されないと考えている。更に、エネルギー省の高官とSMR及び先端原子炉の設計者は、これらの原子炉の開発と導入における課題についても報告している。
Government Accountability Office “Technology Assessment: Nuclear Reactors: Status and Challenges in Development and Deployment of New Commercial Concepts” (7/28/15)