近年、上肢の人工装具の技術は進歩しているが、腕や指の人工装具は依然として物に触れた時などに感じる「感覚」のフィードバックを提供することができず、人工装具の効果や利用の妨げとなっている。こうした中、国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)は、「手の固有受容感覚及びタッチ・インターフェース(Hand Proprioception and Touch Interfaces: HAPTIX)」プログラムのフェーズIとして、8機関と提携することを発表した。これら提携機関は、ケースウェスタン・リザーブ大学(Case Western Reserve University)やクリーブランド・クリニック(Cleveland Clinic)などとなっている。HAPTIXプログラムは、人間の手のような動作を行い、実際の手を使っているような感覚をもたらす腕・指の人工装具システムの開発を模索する。フェーズIでは個別の技術手法を評価し、高い評価を受けた技術がフェーズII(選出された技術コンポーネントをHAPTIX試験システムに統合する)へと進む。
Defense Advanced Research Project Agency “HAPTIX Starts Work to Provide Prosthetic Hands with Sense of Touch” (2/8/15)