公共部門に特化したIT専門メディア・調査機関のメリトーク(MeriTalk)は6月9日、政府が推進する人工知能(AI)を科学的発見や国家安全保障に活用する構想「ジェネシス・ミッション(Genesis Mission)」の選考結果を、エネルギー省(Department of Energy)が7月22日に発表すると報じた。マンハッタン計画やアポロ計画に匹敵する取り組みで、史上最強の科学ツールを開発すると説明している。昨年11月に始まった同構想は、量子コンピューティングや核融合エネルギー、医療など26の技術課題が特定され、公募には予想を大きく上回る約5,000件の提案が集まった。今回この中から約50件が採択される予定で、発表イベントには大手半導体企業幹部らも参加する予定となっている。また、この取り組みは国際的関心も高く、既に日本との間で、5年間で10億ドル規模の提携が発表されている。同省は、AI導入によって今後5年間で年間1兆ドルにのぼる研究開発成果の倍増を目指し、これまでの科学研究のあり方を根本から変革していく方針を示している。
MeriTalk “DOE to Unveil First Genesis Mission Awards July 22, Chief of Staff Says” (06/09/26)
https://www.meritalk.com/articles/doe-to-unveil-first-genesis-mission-awards-july-22-chief-of-staff-says/