ポリティコ誌(Politico)は2月2日、トランプ大統領が掲げるミサイル防衛システム構築計画「ゴールデンドーム(Golden Dome)」が、発表から1年が経過したにもかかわらず、具体的な進展が見られていないと報じた。大統領は3年以内に国土を守るミサイル防衛シールドを構築すると公約していたが、国防総省(Department of Defense)はセンサーや迎撃ミサイルの広範なネットワーク展開を開始していない。議会が昨年夏の予算調整法で承認した230億ドルの予算も大統領府からの最終承認が得られず、防衛業界も本格的な作業に着手できずにいるという。宇宙軍は2028年に宇宙での迎撃ミサイルテスト実施を計画しているが、技術的・論理的なハードルは高く、一部では「プロジェクト全体が危機にある」と指摘する声が上がっていることに加え、カナダやグリーンランドといった主要同盟国からの協力も貿易戦争の影響で停滞しており、計画実現への道筋は不透明な状況が続いていると記事は伝えている。
Politico “Trump’s Golden Dome, a year in, is struggling to take shape” (02/02/26)
https://www.politico.com/news/2026/02/02/trump-golden-dome-missile-defense-00759943