ニューヨーク・タイムズ紙(New York Times)は2月3日、独シーメンス・エナジー社(Siemens Energy)が人工知能(AI)ブームによる電力需要の長期継続を見込み、米国に10億ドル規模の電気設備製造施設の拡張・新設に資金を投入すると発表したと報じた。同社は「AIモデルの訓練には電力が必要で、その需要は継続する」とし、データセンター建設ラッシュに伴う電力インフラ需要の高まりに対応する構えを示した。主にフロリダ州やノースカロライナ州など複数州の既存工場拡張と、ミシシッピ州での配電盤製造新工場建設に充てられ、約1,500人の雇用創出を見込んでいる。電力設備への需要急増により、変圧器から天然ガスを電気に変えるために必要な巨大タービンまで、発電から送電するための部品は需要が非常に高く、納期も数年に及ぶ中、同社株価は過去1年で160%以上上昇した。同社はまた、2020年代末まで天然ガスタービンの需要も堅調に推移すると予測し、米国への本格参入を加速させている。
New York Times “Siemens Energy Bets $1 Billion That A.I. Power Demand Will Last” (02/03/26)
https://www.nytimes.com/2026/02/03/business/energy-environment/siemens-energy-ai-power-demand.html