エネルギー貯蔵市場、第3四半期時点で2024年の年間導入総量を突破

アメリカン・クリーン・パワー協会(American Clean Power Association: ACP)は12月16日、2025年第3四半期の国内エネルギー貯蔵設備導入量が5.3ギガワット(GW)に達し、同年の累計実績が2024年の年間合計を上回ったと伝えた。調査会社ウッド・マッケンジー社(Wood Mackenzie)の最新レポートによると、前年同期比31%増となった市場成長を牽引したのは電力事業用途で、テキサス州とカリフォルニア州を中心に前年同期比27%増となる4.6ギガワット(GW)が導入されたほか、住宅用も647メガワット(MW)と前年同期比70%増を記録して6四半期連続の拡大となっている。供給網調整や関税の影響により2027年まで一時的な市場縮小が予測されるものの、国内製造能力の向上などを背景に今後5年間で約93GWの導入が見込まれており、5年間の見通しは以前の予測から15%上方修正された。ACPは、電力需要の増大と送電網の信頼性維持により貯蔵設備へのニーズが高まっているとし、各州の強力な支援制度が市場の底堅い成長を支えている状況という。

ACP “REPORT: US Energy Storage Installations Through Q3 2025 Surpass 2024 Totals” (12/16/25)