ARPA-H、自律型手術ロボットで全国的な外科医療変革

医療高等研究計画局(Advanced Research Projects Agency for Health:ARPA-H)は11月20日、外科医療を変革する「自立型介入ロボティクス(Autonomous Interventions and Robotics:AIR)プログラム」を発表した。脳卒中治療などに対し、自律型ロボットシステムを活用し、直接的な人間介入なしに外科処置を可能にするもので、ロボットにより国内どこでも救命治療を実現させることを目的としている。小型の自律型ロボット「マイクロボット(microbots)」を開発し、がん治療から不妊治療まで、より低侵襲で安価な医療を全米に広げる計画である。対応が遅れると回復が困難である脳卒中は生存しても記憶喪失やうつ病、慢性疼痛などの長期的な問題に直面し、また10分遅延するごとに医療費約1万ドルが増加するものの、病院から遠方の地域への医療提供が限定的となっている。同局は、同プログラムへの外科医療、医療機器、ロボット工学、人工知能など幅広い分野からの提案を募集しており、応募には、多様な専門知識を持つチームを結成することを推奨している。

ARPA-H “ARPA-H launches new robotic surgery program to transform surgical care nationwide” (11/20/25)
https://arpa-h.gov/news-and-events/arpa-h-launches-new-robotic-surgery-program-transform-surgical-care-nationwide