中国、大規模チップ群と安価電力でAI開発推進

CNBCは11月6日、中国が米国との人工知能(AI)競争で、華為技術(ファーウェイ)社(Huawei)の大規模チップクラスターと安価なエネルギーで技術制裁を回避しながら高度なAIモデル開発を継続していると報じた。ファーウェイ社のクラウドマトリックス(CloudMatrix) 384は、自社のアセンド(Ascend)910Cチップ384個を搭載し、エヌビディア社(Nvidia)社の最先端システムGB200 NVL72に匹敵する性能であるが、エヌビディア社製品の5倍のチップ数を必要とし消費電力も大幅に増加するため、中国政府は太陽光、風力、原子力への大規模投資により安価なエネルギー供給を確保し、地方政府も補助金や国産チップを使用するデータセンターへの電気料金割引を提供している。一方で、台湾積体電路製造社(TSMC)社に比べ、同社のチップを製造する中芯国際集成電路製造社(SMIC)社の技術の数世代遅延については、輸出規制による制限で蘭ASML社の極端紫外線リソグラフィ装置などの確保が困難であることによるという。

CNBC “China’s key weapons in its AI battle with the U.S. — massive Huawei chip clusters and cheap energy” (11/6/25)
https://www.cnbc.com/amp/2025/11/07/chinas-strategy-in-ai-race-with-us-big-chip-clusters-cheap-energy.html