ニューヨーク・タイムズ紙(The New York Times)は10月31日、大手IT企業による人工知能(AI)分野への巨額投資が一段と拡大し、バブルへの懸念が高まっていると報じた。グーグル社(Google)、メタ社(Meta)、マイクロソフト社(Microsoft)、アマゾン社(Amazon)がAI需要急増に向け、データセンター整備などの設備投資を増大しており、グーグル社の年間支出は 総額700億ドルに達する見通しで、メタ社も支出見通しを少なくとも700億ドルに引き上げるという。マイクロソフト社も直近の四半期で350億ドル支出し、アマゾン社は今年だけで1,250億ドルを支出、来年はさらに増額する予定で、4社による2025年の設備投資総額は3,600億ドルを超え過去最高水準となった。これを受け、金融機関はAI投資成果が見込めなかった場合の過剰投資を懸念しているが、連邦準備制度理事会(Federal Reserve Board: FRB)のジェローム・パウエル議長(Jerome H. Powell)は1990年代のドットコム・バブルとは異なり、現在の大手IT企業には収益基盤があると指摘している。
The New York Times “Big Tech’s A.I. Spending Is Accelerating (Again)” (10/31/25)
https://www.nytimes.com/2025/10/31/technology/ai-spending-accelerating.html