GAO、研究所における検査の怠慢と生物兵器テロのリスクを指摘

政府説明責任局(Government Accountability Office: GAO)が3月25日に発表した報告書によれば、炭素菌など生物兵器となる可能性のある細菌を扱う研究所で、事故が発生するリスクは増加しており、その理由は政府が研究所の設計や建設運営について全国的な標準を策定していないためであるという。GAOは3年以上前にこうした標準の策定を要請していた。一方、農務省(U.S. Department of Agriculture: USDA)の監察官が2012年11月に発表した報告書でも、連邦は潜在的生物兵器を扱う研究所の検査で、セキュリティや安全性の違反を見逃す深刻なケースが多く見つかったという。農務省と疾病予防管理センター(Centers for Disease Control and Prevention: CDC)は、生物兵器となる可能性がある危険な細菌や毒を取り扱う政府や学術機関、商業機関の研究所(約350ヶ所)を検査する責任を共有している。
USA Today “Reports warn of lax inspections, bioterror lab risks” (3/25/13)