FDA、アルツハイマー病治療薬の承認に関する規制の緩和を検討

食品医薬品局(Food and Drug Administration: FDA)は3月13日、「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン(New England Journal of Medicine)」のオンライン版で、アルツハイマー病治療薬の承認に関する規制を緩和する計画を発表した。アルツハイマー病のごく初期にある人々を対象とした臨床試験の医薬品は、被験者が記憶力や論理的思考の試験でわずかな改善を示した場合(被験者が明らかな機能障害を示す前でも)、承認の対象となるという。製薬企業は、医薬品が日常的な機能を改善することを示す必要はなくなる。これまで、アルツハイマー病治療薬の承認を得るには、医薬品が患者の思考や記憶だけでなく、食事や着替え、入浴などの日常的な行為で自身の能力を改善することを示す研究を行わなくてはならなかった。今回発表されたFDAの提案により、アルツハイマー病の発症を遅延或いは阻止する医薬品の開発と承認が一気に進み、同疾病のリスクが高い数百万人が救われる可能性がある。
New York Times “F.D.A. Plans Looser Rules on Approving Alzheimer’s Drugs” (3/13/13)