米国科学財団(National Science Foundation: NSF)と大統領府科学技術政策局(Office of Science and Technology Policy: OSTP)は、量子情報科学技術を進展させるための適格な労働力を教育、育成、維持する活動に積極的に関与している。NSFはOSTPとの密接な協力を通じ、ハーバード大学の総合量子マテリアル・センター(Harvard University, Center for Integrated Quantum Materials: CIQM)が2020年3月に実施したオンライン・ワークショップを始動及び資金提供した。ワークショップは、学生が量子情報科学に関与する一助となる将来のカリキュラム及び教育者活動の重要な概念を特定することを意図したものである。このワークショップの成果として、量子情報科学の学習者のための「主要コンセプト一覧」文書が作成された。本文書は、9つの簡潔な基本概念を示しており、それには量子エンタングルメント、コミュニケーション、センシングなどが含まれている。