トランプ政権は4月24日、議会に、「米国・メキシコ・カナダ協定(U.S-Mexico-Canada Agreement: USMCA)が7月1日に施行されると通知した。トランプ大統領が、従前の北米自由貿易協定(NAFTA)の改正に取り組み始めてから約3年に及ぶプロセスが完了する。ただし、米・墨・加の3カ国には依然としてまとめるべき要件があり、今後2か月間に完了する必要がある。しかし、新型コロナウィルス感染症の拡大による経済低迷を受け、USMCAの施行を先延ばししたいと考える多くの北米企業が、これらのステップに反対している。「7月1日施行」は、パンデミック前にトランプ大統領が目指していたゴール(夏前の施行)に合致する。しかし、パンデミックが発生する前から、元政権高官や業界リーダーは、「夏施行というゴールは歴史的に極めて野心的である」と考えていた。トランプ大統領は、USMCAの完成は、2020年の再選に大きく貢献すると考えている。
Politico “North American trade deal to take effect on July 1” (4/24/20)