米国の炭素排出が1994年以来最低水準に

エネルギー省(Department of Energy)傘下のエネルギー情報局(Energy Information Administration)が10月21日に発表したところによれば、米国における温室効果ガス(エネルギー関連の二酸化炭素排出)は2012年に3.8%減少したという。同年に米国経済は2.8%拡大している。これにより、米国の炭素排出は1994年以来の最低水準となった。2012年の減少幅は、国民一人当たりのGDPがプラス成長となった年では最大であり、GDPが2%以上増加した場合においては初めての減少となっている。減少の理由としては、エネルギー効率の向上や暖冬、石炭からより炭素排出の少ない天然ガスへの切り替えが進んだことなどが挙げられる。一方、世界的な炭素排出量は、中国やインドなどの主要開発途上国における石油や石炭の利用が増えたことから、増加し続けている。
USA Today “U.S. carbon emissions hit lowest level since 1994” (10/21/13)