米国大学実務者協会(National Association of College and University Business Officers)とコモンファンド研究所(Commonfund Institute)が行った大学基金投資リターンに関する年間調査結果によれば、景気低迷が続いているにもかかわらず、大学基金は2011年度も成長し、19%増の投資リターンを上げたという。これは朗報であるが、悪いニュースは、大学基金がまだ不況以前の水準から伸びていないこと、そして2012年度は環境の悪化が予想されていることである。特に、今回の調査では2011年度データとして2010年7月からは2011年6月までのものが利用されたが、欧州の債務危機が悪化し、米国の経済不振が市場の不安定な変動性をもたらしたのはその後であり、これが2012年度の運用状況に影響を及ぼす可能性が指摘されている。
The Chronicle “Endowment Returns Rise to 19%, but Trouble May Lie Ahead” (1/31/12)