米国科学財団(National Science Foundation: NSF)の国立科学工学統計センター(National Center for Science and Engineering Statistics:NCSES)が発表したデータによれば、米国内で2018年に実施された研究開発(R&D)支出は合計6,061億ドル(前年比510億ドル増)であった。また、2019年は6,560億ドルとなる見通しである。米国におけるR&D支出は、2010-17年に大幅な増加を示し、同期間における前年比の平均は210億ドル増であった。これは、2008-2010年に大不況(Great Recession)の影響で実質ほぼ横ばいであったのと対照的である。インフレ調整後の数値で見ると、米国のR&D支出の年間平均成長率は、2010-2018年は3.3%で、国内総生産(GDP)の成長率(2.3%)よりやや高い。また、米国のR&Dの対GDP比は、2018年は2.94%で、2019年は3.06%と試算されている。