米国で初となる商業規模のオフショア風力発電プロジェクトは、連邦の許認可を要請する申請書の提出を遅らせることを決定した。これにより、本プロジェクトの最終判断は、再生可能資源を支持するバイデン次期政権に委ねられることになる。マサチューセッツ州マーサス・ビンヤード島の南方15マイル沖にオフショア風力発電所を設置予定のビンヤード・ウィンド社(Vineyard Wind)の事例は、米国大西洋岸沿いの連邦水域にある10件以上の風力発電リースにとり、テストケースとなる。800メガワットの本プロジェクトは内務省(Department of Interior)の海洋エネルギー管理局(Bureau of Ocean Energy Management: BOEM)による環境調査が再三延期されている。ビンヤード・ウィンド社の最高経営責任者は、「政権が近々変わることは、今回の申請撤回の判断の要因ではない」と述べている。
Financial Times “US wind project delay pushes approval to Biden era” (12/2/20)