国防総省、バイオ製造の国内基盤強化へ2021年以降で約9億6,500万ドルを投資

政府説明責任局(Government Accountability Office: GAO)は2月26日、国防総省(Department of Defense)が2021年以降に国内バイオ製造分野へ約9億6,500万ドルを投資したと発表した。海外依存の脱却と供給網の強靭化を目指すもので、クモの糸のような生物由来素材を用いたバイオ製造は炭素繊維よりも軽量でケブラー繊維よりも強度が高いことから、防弾チョッキ、兵器システムの維持管理用溶剤など様々な防衛用途に適しており、同省はこのような開発を行う国内バイオ製造業への支援を積極的に行っている。しかし、研究段階から商業生産へと移行させるための国内インフラが不足しているため、同省は研究所でのプロジェクト支援や製造施設のネットワーク構築を進めている。主に3つのイニシアチブのうち2つを2027年から2028年に終了させる予定で、議会は同省に対しこれらの戦略的投資の指針となるロードマップ策定を求めている。同省関連部門は今年9月までにこの将来計画を完了させる見込みで、GAOはこれらのロードマップの評価を行うと説明している。

GAO “Defense Industrial Base: DOD Efforts to Develop Domestic Biomanufacturing” (02/26/26)
https://www.gao.gov/products/gao-26-107797