ORNL、AI急拡大に伴う電力課題に対処する「次世代データセンター研究所」を設立

オークリッジ国立研究所(Oak Ridge National Laboratory: ORNL)は2月26日、次世代データセンター研究所(Next Generation Data Centers Institute: NGDCI)を設立したと発表した。急増する人工知能(AI)データセンターの電力需要に対応するため、エネルギー省(Department of Energy)が主導するジェネシス・ミッション(Genesis Mission)と連携し、計算資源とエネルギーシステムの統合を目指すことが目的で、ORNLは電力網の信頼性維持に向けた技術開発を加速させる。データセンターの電力消費量は現在の4%から2030年までに全体の17%に達すると予測されている中、NGDCIは次世代冷却技術や電力網統合などの技術開発について、AMD社(AMD)やエヌビディア社(NVIDIA)などと協力する。また、意思決定支援プラットフォームのMEGA-DCなども活用して課題に対処する実証を進めるとし、電力供給に負担をかけずに次世代AIスーパーコンピュータを稼働していく方法を模索する構えである。

ORNL “Oak Ridge National Laboratory launches the Next-Generation Data Centers Institute” (02/26/26)
https://www.ornl.gov/news/oak-ridge-national-laboratory-launches-next-generation-data-centers-institute